光条線は絞れば比較的容易に出せますが、そうするとSSやISOが犠牲になるし、ワイヤーフェンスやセンサーダストが急に自己主張し始めます。
そこで太郎はふと考えた。 クロスフィルターを使って光を演出すれば、絞らなくても“キラリッ”感が出せるンじゃね? 太郎がヒコーキ撮影で常用している200-400mm1.4X用のクロスフィルター導入作戦の始まりです。
クロスフィルターはガラスを回転させて光条が伸びる角度をコントロールします。 ネジの締め加減で角度を調整するタイプと、枠が二重になっていてこれを回転できるタイプがあります。 しかしニーヨンヨンはドロップインタイプのため、現在所有している「ドロップインスクリューフィルターホルダー」では装着後にフィルターを回すことができません。
そこで太郎は考えた。 「ドロップイン円偏光フィルター」ならば、セットされているPLフィルターの代わりにクロスフィルターをつければ廻せる!
クロスフィルターは6本筋のモノと8本筋のモノを用意、枠が二重のものは厚みがあって「ドロップインスクリューフィルターホルダー」に入らないので「ドロップイン円偏光フィルター」でも同様であろうと、あえて枠が回転しないタイプを選択。 「ドロップイン円偏光フィルター」は前回の失敗を教訓に今回は間違いなく「(WII)型」をチョイスし、鏡筒と色を合わせました。
これで完璧っと思っていたのですが・・・届いたドロップイン円偏光フィルターを開封してビックリ!! てっきりスクリュー式の偏光フィルターがセットされているモノだと思っていたのですがビルトインされていて分離出来ないのね・・・。
思惑が外れて使う機会があるとは思えないドロップインの偏光フィルターと回転しないクロスフィルターだけが残り、今回の買い物も大失敗。 つくづくドロップインのフィルターにはツキが無い太郎でした・・・。
フィルターコレクターの花子に言わせると、素直にネジの締め加減をテストしながら使えばいーんでないの?
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