2015年7月1日水曜日

魚眼チャレンジ・東京駅

満天の梅雨空ですが、新しいレンズを手に入れたら早く試してみたいのが人の情。 広角域のレンズを手に入れたら、まずは東京駅。 仕事帰りに1DXに8-15mmをくっつけて、いつもの丸の内の中央分離帯でパシャリしました。

広角レンズではアオリ方次第で見た目が大きく変わることは、これまでの経験で十分知っていた積もりです。 しかしレンズの歪みをそのまま残しているこのレンズでは、その変化は暴力的な程でした!
地平線を中央の高さに置くと歪みなく素直な画になりますが、それではあまり面白味がありません。 かと言って地平線の高さをずらしたときの歪みを上手く使いこなせません。
取りあえず今回は、こんな感じで・・・。
ちなみに上の画像をレンズプロファイルを使って歪みを補正して、チョキチョキっとトリミングすると・・・普通の広角レンズで写したような画像になりました。 広く写っているだけで、まるで面白くありませんw
そう思える分だけ、上の写真はこのレンズを使った意味があると云うことでしょうか(汗。


これだけ広く見えるなら被写体にもっと近づいても良いのではないかとジリジリ近づいて行き、とうとう駅舎の歩道まで来てしまいました。 目の前にそびえる皇室専用貴賓出入口にカメラを向けてファインダーを覗くと・・・うぉ、両翼のドームまでしっかり画面に入っています!


このレンズは魚眼のクセに8-15mmのズームで、フルサイズのカメラで使用するとテレ端15mmでは画像が全面を満たす対角線魚眼、ワイド側にズームしていくにつれて角からケラれて、ワイ端8mmでは黒い画面の中央だけに丸く画像が描かれる全周魚眼になります。 画角が広いので8mmの方が迫力がありそうに思いますが、常にそうと云うわけではないようで・・・。
「こんな画が撮りたい」の想像も満足にできない今は、「何にでもカメラを向けて&ズームさせたり上下や左右に振って、面白そうと思ったらシャッターを切る。」で精一杯です。




ついでに新丸ビルのエントランスホールもパシャリ。 このレンズでは中央部が膨らむので奥行き感は出しにくく、時には歪み補正の併用も必要そうです。
しかし普通の天井も魚眼で見るとなんだかドラマチックに見えますw。 センスとウデの不足に目を瞑ってレンズの面白さでお茶お濁す、に陥らないように気をつけないといけませんね。


ものすごく面白くて、ものすごく難しい。 そんな結論に至って、本日のお散歩は終了♪

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