東京藝術大学の裏手をしばらく行くと「大黒天」の表札が掛かった日本建築が見えて来ます。 これだけではお寺なのか神社なのか迷ってしまいますが、賽銭箱の上に掛かっているのが鐘(銅鑼?)だったので、柏手を打たずにお参りしました。 帰宅後に調べるとやはり「護国院」と言うお寺だと言う事がわかり、胸を撫で下ろしました。
上野動物園職員通用門付近
都立上野高校から動物園のモノレールに駆けての道は、クネクネと曲がったタモリさんが好きそうな下り坂。 「清水坂(しみずざか)=暗闇坂(くらやみざか)」と言うそうです。
五條天神社
公園沿いを道なりにすすむと、ギネス認定されそうなくらい短い太鼓橋があります。 短くても立派な欄干も擬宝珠もある、可愛らしい橋です。
境内では初詣の準備が整っていました。
花園稲荷神社
その奥には小さなお稲荷さんがあります。 お稲荷さんは朱くて可愛らしくて、なんとなく庶民の味方みたいなイメージがありますwが
鳥居が並んでいると、嬉しくなって必ずカメラを向けてしまいます。 朱色の繰り返しに日差しがおちると、一層その色が映えますね。
パゴダ&大仏
二つの神社を抜けると、公園内に戻ります。 ここまでは気付かずに上ってきましたが、かなりの段数。 上野って、本当に「上野のお山」なのだと実感しました。
そしてその先にもまだ昇りの階段があります。
頂上には繰り返し被災と再建を繰り返し、第二次大戦時に供出されて顔だけが残された上野大仏が祭られています。 神仏さえも喰い尽くさないと続けられない戦争って・・・。
隣に建つ関東大震災の50回忌に建てられたパゴダと相まって、感慨深いものがありました。
寛永寺
上野公園で一番有名な社寺仏閣と言うと、コチラをはずすワケには行きません。 でもどう云うのかアングルが掴み難く、満足できる写真が取れませんでした。
もうしばらくすると寒牡丹が見頃になりますから、その頃に再訪したいと思います。
清水観音堂
赤いけれどお寺なので、柏手は打たずにお参りします。 公園側は枝垂れ桜の枝が掛かっており、お花見の季節には絶景となるのではないでしょうか?
清水寺を思わせる舞台からは「月の松」越しに不忍池が見えます。 歌川広重の描いたものと比べると、うーんな姿ではありますが、風景に一層の面白みを加えてくれています。
舞台脇の階段を下りると、通りの向こうは不忍池。 弁天堂も見えています。
ハスは風情を通り越した姿になりはてていますが、池には野鳥が遊んでいます。 この写真は次回の記事にて・・・ うーん、年賀状の素材どうしよう???
0 件のコメント:
コメントを投稿