2018年3月29日木曜日

新宿御苑でお花見

新宿御苑は東京の桜の名所の一つと言われていますが、これまで早咲きのサクラの時期にしか来たことがありません。 そこで染井吉野(ソメイヨシノ)のピークを迎えたこの日、意を決して出掛けました。
道連れは1DX2に、50mm,100mmマクロです。

いやもう・・・お見事です! 本数、樹の大きさ、花付き、どれをとっても「名所」の名に相応しい見事さでした。 天候にも恵まれて、絶好のお花見日和を楽しむことができました。
遅れていた人出もやっとサクラに追いついて大層な賑わいでしたが、広大な面積の公園なので邪魔に感じることはありません。 お花見客の上気した気分が、サクラの色を引き立てくれます。






サクラは散り際の美しさも楽しみの一つ。 サクラ吹雪が舞うたびに歓声が上がります。
そんな賑わいをどうすれば表現できるのか・・・? 左の画像は高速シャッターで連写した画像3枚の花吹雪を合成、下の画像はシャッタースピードを少し落として流れを出してみました。 どちらも中途半端な結果になってしまいましたが、可能性は感じますw。


園内には他にも見頃を迎えている品種が沢山ありました。 花簪のように丸い房で咲くのは長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)、セルロイドのようなピンクが鮮やかなのは横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)。
「一口にサクラって言っても色々あるのねー、あの濃いピンクのサクラも綺麗だわ~」と浮かれた声の視線の先に咲いているのは・・・奥様、それはサクラではなくハナモモだと思いますw。



八重左近桜(ヤエサコンノサクラ)

大島桜(オオシマザクラ)

一葉(イチヨウ)



池の傍の八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)は見頃にはもう少し。 この枝にギッシリ咲く花が水面に移る様子を妄想しながらパシャリ。
この頃になると早くも園内には閉園を知らせるアナウンスが流れ始めます。 空はまだ明るいのにと誰もが名残惜しげですが、58.3haのだだっ広い公園では出口に辿り着くにも結構時間が掛かるので、素直に帰路につきました。



ゆるゆると新宿門に向うと徐々に陽光は色づき、タップリのサクラの花は金色を帯びた陰影が濃くなってゆきます。 美しいものはどんな光の中でも美しいとしみじみしながら、本日のお散歩はこれにて終了♪

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