2017年2月25日土曜日

百草園①-梅まつり

この日の本来の目的地はこちら、「百草園」と書いて「もぐさえん」と読みます。 江戸時代に建てられたお寺の流れを汲む名園で、この季節には約50種500本のウメが咲くそうです。 最寄り駅は京王百草園駅、園のHPで「徒歩10分」とある道筋を歩き始めるとすぐに彼方此方からウメの香りが漂い、一歩ごとにウキウキが高まります。
しかしそれは束の間・・・道が徐々に坂になって行きます、しかも角を曲がる度に傾斜が急になります! やっと百草園の看板に辿りついてヤレヤレと思いながら矢印に従って角を曲がると、その先は登山道のような傾斜!! 手すりに縋りついてゼーゼー言いながら坂を上る最中ずっと断念し時を計っていましたが、すれ違うお年寄り達に『もうちょっとだから頑張って~』と明るく声を掛けられては、若者が途中で挫折するワケにも行きません。 必死の思いで入り口に辿りつくと、警備員さんが『いらっしゃいませ』ではなく『お疲れさま』と迎えてくれるといえば、その過酷さが伝わるでしょうか?
帰宅後に調べるとここは都内屈指の「激坂」に認定されている場所なのだとか。 「徒歩10分」は絶対にウソです、もしこれから行かれる方は聖蹟桜ヶ丘駅からタクシーに乗られる事を強くお勧めします!

入り口でしばし休憩してから入園すると、なんと園内も坂だらけ! そこに白やピンクや黄色のウメが咲き乱れ、ゼーゼーしながら坂を登ればそのまま極楽浄土に行ってしまいそうな風景ですw。
ピークは幾分過ぎているようでしたが、遅咲きの品種が見頃を迎え始めていて、充分な花の数でした。

命がけで辿り着いた感動を残すべく、すぐさまパシャリしますが・・・そう云えば花子はウメの写真が苦手でした。 何処をどう撮ればこの美しさを切り取れるのか、サッパリ見当がつきません。

背景を空にしてスッキリさせたり潰したり、色を混ぜたり、前ボケを被せたり・・・色々と試してみましたが、どの画も枝がキタナイ。
しかも縦構図ばかり。 横構図で撮っても後で見るとムダが多くて、切り落とすと縦構図になってしまったものも幾つか。




花子はウメが苦手なだけで写真が下手なのではないと思いたくて足元のフクジュソウやスイセンもパシャリしますが・・・うーん。



でもいいの、今日の目的地は百草園だけれど、本当の目的はウメではないから。 でもそれについては、また続きにて・・・。

□  百草園①-梅まつり
⇒ 百草園②-つるし雛まつり

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