2013年10月12日土曜日

旧古河庭園

洋館とバラの取り合わせが有名なこちらは『庭園』と言うだけあって、洋館はオプション扱い。 中に入るには喫茶に入るか、有料のツアーに参加するしかなく、撮影も禁止。 ツアーへの参加は事前に予約が必要なのですが、この日はまだ秋バラには早く人手が少なかったため当日の申し込みで参加出来ました。 ゆっくりとガイドさんのお話を聞けたのは楽しかったのですが、やっぱり写真撮りたかったなー。


旧古河邸
一階は完全に洋風の作りで、暖炉や天井の装飾はバラ園を望む応接間にはバラ、大食堂はフルーツと言った具合に部屋の目的に合わせてあります。 ビリヤード室や喫煙室がある辺りに、懐古的なロマンを感じました。
二階は家族の生活の場と客室になっています。 この邸宅の特徴は「和と洋の融和」と言われるのですが、表向きは洋・私的な部分は和と言う具合に完全に分離していて、融和と言うより和を巧みに隠したと言う印象を持ちました。

構造は石造りで、更に表面に異なる石を貼る事で独特の色合いがでています。 落ち着いた色の壁に白い窓枠、お伽話にでてきそうな美しさです。 これが赤レンガや白い大理石だったら・・・バラにはこの色が似合いますね!



バラ園
敷地全体の傾斜が巧みに活かされていて、屋内からバラ園を見渡せるようになっています。 バラ園やその前の芝生からはバラ越しに洋館がそびえ、一服の絵画のようです。 春バラが満開の時期には、さぞや美しいことでしょう。
この日はまだ咲き始めで数は少なかったのですが、秋晴れの空の下で色鮮やかでした。 春バラよりも香りが高く、しばし都会の喧騒を忘れさせてくれます。

地植えのバラは背が高く、チビの私はもっぱら花を見上げていました。 背伸びをしてプルプル震えながらでないとクルクル巻いた花弁は見えず、テブレ補正が強力なレンズの有り難さを感じましたw


日本庭園
有名なのはバラ園ですが、その先にある日本庭園の方がずっと広大で、池や茶室もあっていかにもお金が掛かった作りです。 紅葉の時期など見事な日本情緒となるのでしょうが、どうやら私は日本庭園の美しさがわからないようです。
葉っぱばかり撮って来ました。



ここはバラ園がメインですから、春の満開の頃を見ないと多くを語る事はできません。 ライトアップもあるそうで、夜空に浮かび上がる色とりどりのバラなんて、ヨダレが垂れそうです。 必ず再訪します!
でもその時期は人が多いんだろうなぁ・・・


おまけ
最寄駅の上中里駅のそばにある平塚神社の狛犬が面白かったのでパシャリ。
威儀を正して鎮座するのではなく、岩場で荒々しい姿を見せています。 阿は子を谷底に突き落として鍛えるおとうさんで、吽はそれを見守るおかあさん? えっ、それって獅子じゃないの!?

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