2019年11月8日金曜日

京の都で晴れ姿

当ブログでまれに親馬鹿アルバムの中で登場していた娘が、この度成人式を迎えます。 晴れ姿を思い出深いものにしたくて、地毛で日本髪を結ってくれる京都の美容サロン「花七宝」さんに前撮りをお願いしました。 撮影は「永山晃平写真事務所」さんです。
自分の視点で写した写真も残しておきたくて、お願いして花子も脇でパシャリさせていただきました。 道連れは1DX2,Rに、EF 24-105mm,RF 50mm,EF 70-200mmです。
※掲載写真は花子撮影のものです。


祇園
早朝から支度を始め4時間ほど掛けて完成、まずは祇園へ。 白川巽橋や辰巳大明神の周辺は「前撮りスポット」だそうで、既に前撮りの花嫁さんが撮影していました。
家名にちなんだ松竹梅と家紋にちなんだ鶴亀の柄の振袖に、割付文様に華文の帯です。 髪型は結綿、櫛簪にも鶴をあしらったものを、花簪は娘自身がパーツを選んで誂えてもらったものを合わせました。
外国人観光客さんに取り囲まれてにわか撮影会のようになったりしながら、京都風情溢れる情景の中でパシャリぱしゃり。



八坂の塔
京都一の観光スポットと呼ばれるだけあって、素晴らしい景観です。 加えてレンタル着物を着た観光客が沢山いて、タイムスリップしたかのような情景でした。



京都府立植物園
天気予報では連日の晴天の谷間の曇天の予報だったのですが、当日は見事な快晴となりました。 普段は仏頂面ばかりの娘なのでどうなることかと心配しましたが、カメラの永山さんが上手にリラックス&盛り上げてくれて、母が見たことのないような笑顔を引き出してくれます。 ポージングもオーソドックスながら動きがあり、娘の雰囲気にピッタリでした。
プロのセッティングの横で撮っているにも関わらず・・・花子の写真はどれも似たような構図ばかりなのですが、永山さんのものはバリエーションが豊か! あぁ、これが万年初心者とプロの果てしなく高い壁。
メインの前撮りはここまで、永山さんの撮影もここまでです。 一旦サロンに戻り洋髪に結いなおしてもらいました。


京都府庁旧本館
京都には社寺仏閣だけでなく洋館にも素晴らしいものがいくつもあります。 その中のひとつ、重要文化財のこの建物は花子の予てからの憧れでした。 偶然にもサロンはこのすぐ近所でしたので、振袖に洋髪姿で撮影に行きました。
ここからは花子一人での撮影です。 歴史ある洋館に洋髪着物姿のハーモニーが美しいのですが、前日のロケハンの時には「商業写真でなければ前撮りOK」と聞いていた部屋が当日は「振袖着てたらアマでもプロでもダメ」と言われたり、履きなれない草履で鼻緒が擦れて歩けなくなったり、何よりプロのポジショニングとポージングがなくなった途端にどこでどう撮れば良いのかポイントを絞れず途方に暮れてしまいました。

この日を迎えることの幸せを噛みしめながら娘の晴れ姿を心とセンサーに焼き付けて、本日のお散歩はこれにて終了♪

最後になりましたが、当日のヘアメイクだけでなくカメラマンさんや撮影場所のお手配にご尽力くださった花七宝の曽我さんとミーコちゃん、娘の魅力を引き出してくださった永山さん、誠にありがとうございました。 応援のために集まってくれた藪家のオバチャン達にも感謝!
また優柔不断な娘と我儘な母に根気よく付き合って一式をお見立てくださった上に、京都への配送までお世話くださった日本橋三越本店の堀江様、心よりお礼申し上げます。

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