2015年5月23日土曜日

横浜イングリッシュガーデン、再び④-花々

バラがピークを過ぎているであろう事は予想していましたので、この日は小さなお花を沢山撮る積もりで出掛けていました。 特に前回上手く撮ってあげられなかったコ達を、今度こそは可愛らしくと思っていたのですが・・・小さなお花は命が短いのか、ほとんどのメンバーが入れ代わっていました。


ほんの2週間で花から実に姿を変えていたり、このクネクネは多分クレマチスの成れの果て。 こういう変化を見守るのも、面白いかもしれません。


こんな短期間に世界が生まれ変わるなら、年パスを買って頻繁に通っても楽しめるかも?





西陽を浴びて草花が煌くのを見納めに、年パスの迷いに答えをだせないまま、本日のお散歩はこれにて終了。 ただしその後は遠足のメンバーと共に「打ち上げ」に突入したことは、いうまでもありませんw。
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び①-バラ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び②-アジサイ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び③-ハチとランチ
□  横浜イングリッシュガーデン、再び④-花々

横浜イングリッシュガーデン、再び③-ハチとランチ

綺麗な花にはトゲがある、ではなく、綺麗な花にはハチが来る。 食事に夢中でコチラにはまるで気づいていないようなので、この時とばかりに近づいてパシャリしまくりました。 口の周りを黄色くして、かわいぃこと♪


そうこうしているとマックス氏から呼び出し電話、ハチにならって我々も食事を摂ることにしました。 この日の昼食は隣接の「SEASON'S Cafe」でビュッフェ・ランチ。 雰囲気が素敵でスィーツも美味しいお店ではありますが、所詮観光スポットのレストランのビュッフェですからぁ、 あまり期待はできませんヨ。 でもこの炎天下でサンドウィッチ齧るなんて大人の遠足の名折れです。 給料日前ですが¥1,800-奮発しましたヨ。
ところがドッコイ、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、そして彩り豊かに供されています。 おしゃれなメニューが目白押しで、これがドレも美味しいんです! デザートもどれも美味しく、特にスモモ(?)のゼリーは素敵な香りでした。
ホテルのレストランのビュッフェのようなわけには行きませんが、このローケーション&お値段&バリエーション&お味なら、日をおいてリピートしても良いくらいです。 しかもこのお店での飲食は年パス提示で10%OFFだそうで・・・やっぱり年パスが必要なんじゃなかろうか!?

頭の隅っこでそんな悩みをグルグルさせながら、午後もお花畑でユラユラ楽しみました。 その時のお花色々については、また続きにて・・・。

→ 横浜イングリッシュガーデン、再び①-バラ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び②-アジサイ
□  横浜イングリッシュガーデン、再び③-ハチとランチ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び④-花々

横浜イングリッシュガーデン、再び②-アジサイ

ピークを過ぎてゆくバラと入れ替わるかのように、アジサイが色づき始めていました。 前回訪問した時に「アジサイも結構ありそう」と思っていたのですが、こうしてはっきりアジサイと分かるようになるとかなりの株数が植えられていることが分かります。
アジサイは結構見頃が長いので、もしかするとココではバラの2番咲きとの競演が楽しめるのでは??


実は入場券を買うときに迷ったンですよ、「YEGメンバーズクラブ」通称「年パス」にするかどうか。 通常入園料は¥500-(この日は早朝プレミアム開園から入園したので¥1,000-)、年パスは¥3,000-。 1年間に6回通えばモトが取れるというべきか、6回通わないとモトが取れないというべきか、かなり微妙なラインです・・・。
この日は英世さん3人と別れ難く通常料金で入園しましたが、この情景をみるとやはり年パスにすべきだろうかと、迷いが再び頭をもたげます。



その後も年パスを買うべきなんじゃないかと私を惑わす事態が次々と現れましたが、それについてはまた続きにて・・・。

→ 横浜イングリッシュガーデン、再び①-バラ
□  横浜イングリッシュガーデン、再び②-アジサイ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び③-ハチとランチ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び④-花々

横浜イングリッシュガーデン、再び①-バラ

この日は職場の仲間との3回目の遠足。 メンバーは前回に続いてもモッド嬢と、前回はドタキャンのマックス氏です。
道連れは先週に引き続いての5D3に、レンズは16-35mm,70-200mm,100mmマクロのお花セットです。 モッド嬢にはX7&SIGMAを貸し出し、マックス氏のS 10-22mmや私の100mmマクロも試してもらいました。
生憎すでにバラーはピークを過ぎていましたが、そのお陰でこの園自慢のバラのアーチはサクラならぬバラの花吹雪舞い散るロマンチックな情景になっていました。 私は早朝プレミアム開園から入園したので、人気の少ない中で花吹雪を浴びながらクルクル回ったりして存分に楽しんじゃいました。


ピークを過ぎると花数が減るだけでなく、花弁に痛みが目立つのも悲しいところ。 第一印象で綺麗と思っても、写真に撮ろうと思うと花弁の先が痛んでいたり、状態の良い花の向こうには黄色くなった花が見え隠れしたり・・・。

そんな時は寄ってボかすのが手っ取り早い方法。 こうなるともう植物図鑑の写真がどうこうなんて理想を言ってはいられませんw。
状態の良い花だけが見えるように寄って、外側の花弁が痛んでいたらもっと寄って、綺麗なところだけが見えるように寄って寄って・・・。 「きれい(ハート)」と感じたところだけをパシャリしました。




ピークは過ぎながらもどの花も精一杯の美しさを見せてくれていましたが、その中でこの一番輝いていたのは「アントニオ・ガウディ」だったかと。
隣の樹の枝を伝ってサグラダファミリアのように高く高く、グエル公園のように華やかで、カサ・ミラのように官能的な・・・。 という意味での名づけではないのでしょうが、強烈な印象に覚えやすい名前の組み合わせも良いですね。
離れてみても綺麗ですが、もう少し近づくと、一層圧巻! これブーケじゃありませんよ、天然ですヨ! タップリ花弁の花がギッシリと、しかもバランス良く群れていて、ロマンチックの究極、少女マンガの世界です。

この花を見られただけで、この日に訪れた甲斐がありました。 なんて欲張りな私が言うワケはなく、他にも綺麗なお花を沢山見ましたヨ。 でもそれについては、また続きにて・・・。

□  横浜イングリッシュガーデン、再び①-バラ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び②-アジサイ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び③-ハチとランチ
→ 横浜イングリッシュガーデン、再び④-花々

2015年5月16日土曜日

旧島津公爵邸

現在は清泉女子大学の本館として使用されており通常は館内の見学は出来ませんが、このたび開催された見学ツアーに応募して念願をかなえることができました。 夜半から続く雨が憎らしいものの、ウキウキ出発です。
1DXはセンサークリーニング&調整でサポセン入りにつき、この日の道連れは5D3に16-35mm,70-200mmです。

正門で入館証を受け取り、森の小路を抜けるといきなり豪勢な洋館が眼前に現れます。 旧島津公爵邸というと優雅な白いベランダのイメージしかなかったので、この姿は意外な驚きでした。 これは、テンションが更に上がります。


ツアーの参加者は旧島津公爵邸に増築された新館との間にあるロビーに集合し、学生さんのガイドに率いられてこのロビーから館内に入ります。
ここで一気にテンション急降下・・・。 「ブラフ18番館」「外交官の家」でも感じたことですが、私は玄関から入館しない建物の雰囲気に没入できないのです。 邸宅に招かれた客人の積もりで訪れたらお勝手口に回されたような、招かれざる客の気分になってしまいます。


各部屋を回るに従って違和感が募ります。 建物のつくりに対して、インテリアが安っぽいのです。
島津家の手を離れた後は日銀の所有となり、戦後はGHQに接収され、解除されて日銀の所有に戻った後に清泉女子大学のものとなり、大改修工事を経て現在は授業などで使われている建物です。 大学の所有になった時にはすでに家具も照明器具も全く残っておらず、大学が独自に取り付けたものと聞いて、色々と腑に落ちました。



当時の雰囲気を唯一色濃く残しているのは、コチラの階段です。



二階は教室として使用されているため、綺麗な暖炉のある部屋に蛍光管がぶら下がるという有様で、痛ましくてカメラを向ける気にすらなれませんでした。
全館真っ白な壁紙にカーペットでしたが、島津家のお屋敷だった頃からそうだったのでしょうか? 精緻な木組みの床や意匠を凝らした壁紙も洋館見学の楽しみなのですが・・・。


お互いのポートレート撮影で場所を独占して動かない二人連れにイライラしたり、天気が冴えなかったりで、気分がのらずに1時間ほどで引き上げてしまいました。
大切に維持されている建物をこのままの印象で終わらせるのは寂し過ぎます。 撮影の条件が良ければ印象も変わることを願って追加見学を申し込み、本日のお散歩はこれにて終了♪